• 「…無意識は単なる反応や反映ではなく、自立的で生産的な活動であるからだ。従ってその経験領域は、一つの独自な世界であり、一個の実在であって、その実在は、我々がそれに働きかけるのと同じように、我々にも働きかけるといってよい。」(ユング「自我と無意識」p.112)
  • 「集団にうまく適ったペルソナを築くことは、外部の世界を全面的に首肯することを意味する。それは、自我をやみくもにペルソナとの同一化へ押し込もうとする、まぎれもなり自己犠牲の行いである。」(ユング「自我と無意識」p.126)