上杉光弘HP
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神話などの文化を大切にしようという思いは全く賛成だし、私の愛読書となった天皇家の“ふるさと”日向をゆく』執筆を梅原氏に掛け合っていたとは、感謝。
だけど、
TVドラマ化というのはいかがなものか。ま、内容によるけど(大河ドラマを全くといってよいほど見ないので何ともいえないが...)。
あと、「NHKのドラマ化関連に1000万円を予算化」というのは額がでかいのでは?というより、NHKのドラマ化が齎す観光の効果は、本当に「神話を観光資源として活用したい」という思いを実現するに足るモノを持っているのか???
ドラマなんて常に何かがやってるわけだから、新しいのが始まればもう忘れられるだけではないのか?さらに、ドラマは物語を放送するのであって、観光資源を伝えるために作られるものではないはずで。そうならば伝えたいと思う資源(の本質)が伝わんないんじゃないのか?と心配になる。
ドラマ見てきた人には「ドラマに見た風景、モノ」を提示してあげなきゃいけなくって、そうなると現実そこにあるものを「ドラマに出たモノ」に変換することも必要になるのでは?

確かに、「大河ドラマは観光に寄与する」らしいけど、実際はどうなんだろう。
地域の人が、その土地のことを再認識するという効果もあるだろうけど。

いづれにせよ、「宮崎県には神話伝説、古い建国の歴史、伝統的文化芸能、史跡、遺跡、古墳、神楽、民謡、さらにこれらの雰囲気を秘めた景勝・自然など、日本文化を象徴する潜在資源が豊富にあります。」という考えには賛成なので、それらを“大切に”扱って欲しい。“下手な開発”だけはもう止めて欲しい。