会社近くのインターコンチへ、トイレに行く為に入った。
中に入ると左手に階段、右手にドアがあり、入ったとこの天井に左手に矢印が出ているサインがあったので、左手の階段へ。
何故か後ろにはいま一緒に商店街仕事している小さんが二人で話ながら来ていて、彼女らは右手に行った。
一人、階段を降りると黒の制服のおばさんがいて「トイレは西洋スタイルとなっております」と言われ、「宿泊客じゃないのに、ゴメンね」と恐縮する。
所謂、洋式トイレではなく、お城とかそういう西洋を思い浮かべ行ってみると、実際、深い茶色で取っ手が細工されたドアが一つある。ドアの前に白いレースのカーテンがかかっていた。「成る程ホントに西洋スタイルなのねん。流石はインターコンチ、金かけているね」と思った。
そこは誰かが入っていた。その少し横には、同じよなドアが1m間隔位でずらっと並んでいた。
そのドアを開けて入ったかどうかは覚えてないが、
トイレの中は温泉の脱衣所みたいに横長で、これまた深い茶色の床で、人がたくさんいた。
横長の部屋で実際にはトイレではなく、ドア入った正面側は腰から上が一面ガラスで、カフェみたいにカウンターテーブルがついていた。
そこに席につくと、ガラスの向こうは海?で…自分の意識では瀬戸内海になっていた…、そこを水面を覆う位の数の小さな白いボートが水しぶきを上げながら、競艇のよに走っていた。
それをじっと見ていた。周りの人もカウンターにうじゃっと固まって見ていた。