丸山圭三郎

「突然非日常的な状況におかれ、不特定他者のまなざしの前にもう一つの自我をさらけ出すとき、これはノモス的自我の崩壊であると同時に潜在的自我の解放でもあって、このプロセスことが羞恥の持つ苦痛と快楽のアンビヴァレンツをもたらすもものなのである。……