「みずうみ」川端康成

みずうみ (新潮文庫)

みずうみ (新潮文庫)

全然違うところで暮らす人々が微妙に繋がっていて、全体として流れていくし、文章も読みやすいので、すぅっと読める。
それにしても、主人公の感情の薄さと執拗さは。。。
p.62
「器量の穿鑿するは妾者(てかけもの)のことなれば、本妻には沙汰なき儀もっともぞかし」